比較的近年メゾンに加わったクリュッグ ロゼは、独自性と斬新さを融合した意外性のあるロゼ シャンパーニュです。これまで存在しなかったロゼ シャンパーニュを造るというクリュッグ家5代目の夢から誕生しました。彼らのビジョンは、毎年クリュッグ ロゼの新しいエディションを造ることでした。
1970年代には、クリュッグ家の5代目当主となるレミとアンリの兄弟が父からメゾンの経営を受け継ぎました。彼ら世界各地でクリュッグの愛好家たちと出会うたびに「なぜロゼ シャンパーニュを造らないのか?」と尋ねられます。「クリュッグがロゼ シャンパーニュを造るならば、それは他とは全く異なるものになる」
この考えが二人の中に根を下ろし、1976年の収穫を迎えた夏の日、兄弟はついにロゼ シャンパーニュ造りを決意しました。
「クリュッグのロゼは極めてエレガント、かつ他とは一線を画すものであると同時に、クリュッグらしさを表現するものでなければなりませんでした。何よりも重要なのは、香りと味わい。それを追求すれば、おのずと美しい色合いが生まれるだろうと考えました」と、レミは当時を振り返ります。
丹念なテイスティングを幾度となく繰り返した後、最初のクリュッグ ロゼのブレンドが決定されました。それから6年後の1983年、世界に向けてクリュッグ初のロゼ シャンパーニュが発表されることとなりました。
クリュッグ最高醸造責任者
クリュッグ最高醸造責任者
クリュッグ ロゼは、驚くべき広がりと深みを加え、エレガントでフルーティーかつスパイシーな味わいの幅広い要素を表現しています。あらゆるタイプの美食料理と見事なタンゴを踊っているように、そのいきいきとした魅力で著名な赤ワインにも引けず劣りません。
クリュッグのセラーで約7年間熟成させることによって、クリュッグ ロゼ独自のエレガンスと表現力を開花させます。
クリュッグ ロゼ第24エディションは、2012年度の収穫を核として構成されています。
クリュッグ ロゼ第24エディションは、2012年度の収穫を核として構成されています。