クリュッグ クロ デュ メニル 2002
メゾンクリュッグの誇る唯一無二のクラフツマンシップにより、非常に優れたテロワールから希少なシャンパーニュであるクロ・デュ・メニルが生み出されました。
村の教会から見渡せる1.84ヘクタールのブドウ畑は、1698年以来、石垣(クロ)によって守られてきました。ブドウ畑は、シャンパーニュ地方で最も代表的なシャルドネを産出する村の一つであるメニル・シュール・オジェ村の中心に位置しています。
クリュッグ クロ・デュ・メニルには、メゾンクリュッグの創業者であるヨーゼフ・クリュッグの常識にとらわれないスピリットが継承されています。畑の区画それぞれで採れたブドウの個性を尊重し、その果実をワインへと変身させ、高品質のシャンパーニュを造るというメゾンのこだわりが表れています。そのこだわりを実現するには、収穫前の入念な果実のテイスティングや、最も良い状態で果実を収穫することが必要となります。
実は当初、その区画はクリュッグ グランド・キュヴェとしてブレンドするシャルドネをコンスタントに得ることを目的としていました。しかし、独特の素晴らしい個性をもつブドウが採れることがわかったのです。
1979年の収穫は非常に傑出していました。そこで、レミとアンリ兄弟はこの年、この区画のブドウだけで造られたシャンパーニュを造り、1986年に初めて発表しました。
つまり、クリュッグ クロ・デュ・メニルは、さまざまな区画の複数のワインをブレンドすることが当たり前だったシャンパーニュ地方の慣習を覆す形で生まれました。極めて特別な収穫が得られた年にのみ、区画ならではのブドウの物語を伝える並外れた美しさと深みを持つシャンパーニュとして製造されます。


インタビュー セラーマスター
ジュリー・カビル

クロ・デュ・メニルの2002年のワインは非常に表情豊かで、輝いており、まぎれもないエレガントさを持ち合わせていました。
ジュリー・カビル、クリュッグ セラーマスター

フードペアリング
より冒険的な美食体験を求めるなら、レモンと鶏肉のタジンや伝統的な舌ビラメのムニエル、バニラとキンカンを添えたホタテのカルパッチョを合わせれば、このシャンパーニュとの素晴らしいペアリングをお愉しみいただけます。

テイスティングノート
さらに、その香りは柑橘類と白胡椒、スパイス、そして軽く焼いたナッツとブリオッシュを感じさせます。
口に含めば、正確さや純粋さ、緊張感を伴うみずみずしさとともに、快活さや見事なバランスが感じられます。
さらに、桃やオレンジ、柑橘類、リコリスの味わいが長く続く余韻によって引き立てられます。

評価
格付け: 100/100
James Suckling - 2020

評価
格付け: 98/100
ワインスペクテータ - 2020
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