セラーで
Krug Clos du Mesnil 1985
単一区画のシャルドネの1年間の純度
メゾンクリュッグの誇る唯一無二のクラフツマンシップにより、非常に優れたテロワールから希少なシャンパーニュであるクロ・デュ・メニルが生み出されました。
村の教会から見渡せる1.84ヘクタールのブドウ畑は、1698年以来、石垣(クロ)によって守られてきました。ブドウ畑は、シャンパーニュ地方で最も代表的なシャルドネを産出する村の一つであるメニル・シュール・オジェ村の中心に位置しています。
クリュッグ クロ・デュ・メニルには、メゾンクリュッグの創業者であるヨーゼフ・クリュッグの常識にとらわれないスピリットが継承されています。畑の区画それぞれで採れたブドウの個性を尊重し、その果実をワインへと変身させ、高品質のシャンパーニュを造るというメゾンのこだわりが表れています。そのこだわりを実現するには、収穫前の入念な果実のテイスティングや、最も良い状態で果実を収穫することが必要となります。
実は当初、その区画はクリュッグ グランド・キュヴェとしてブレンドするシャルドネをコンスタントに得ることを目的としていました。しかし、独特の素晴らしい個性をもつブドウが採れることがわかったのです。
1979年の収穫は非常に傑出していました。そこで、レミとアンリ兄弟はこの年、この区画のブドウだけで造られたシャンパーニュを造り、1986年に初めて発表しました。
つまり、クリュッグ クロ・デュ・メニルは、さまざまな区画の複数のワインをブレンドすることが当たり前だったシャンパーニュ地方の慣習を覆す形で生まれました。極めて特別な収穫が得られた年にのみ、区画ならではのブドウの物語を伝える並外れた美しさと深みを持つシャンパーニュとして製造されます。


1985
次へ ›
クリュッグ クロ・デュ・メニル 1985は、シャンパーニュ地方の最も優れたテロワールにおける石壁で囲まれたブドウ畑の1区画クロ・デュ・メニルで生まれ、1985というその年だけの、そしてシャルドネ品種のみを使用している、という点において極めて純粋さをまとった逸品です。
クリュッグ クロ・デュ・メニル1985は、この唯一無二の区画から造られた6番目のシャンパーニュであり、このテロワールならではの彫りの深いエレガントな表現が魅力です。クロ・デュ・メニルは1979年に最初に製造されました。
40年を記念して2025年に再びスポットライトが当てられたこのキュヴェは、他のクリュッグのシャンパーニュと同様、ゆっくりとした時の流れとともに複雑さと艶を増しました。
クリュッグ クロ・デュ・メニル1985は、この唯一無二の区画から造られた6番目のシャンパーニュであり、このテロワールならではの彫りの深いエレガントな表現が魅力です。クロ・デュ・メニルは1979年に最初に製造されました。
40年を記念して2025年に再びスポットライトが当てられたこのキュヴェは、他のクリュッグのシャンパーニュと同様、ゆっくりとした時の流れとともに複雑さと艶を増しました。
パート 1
インタビュー セラーマスター
ジュリー・カビル

クリュッグ クロ・デュ・メニル 1985 は、誕生から40年経った今も、この小さな壁に囲まれた区画ならではの傑出したフレッシュさと生命力を示し続けています。
ジュリー・カビル、クリュッグ セラーマスター
パート 2

テイスティングノート
グラスに注ぐとまず目を奪うのは、オレンジ色の反射を伴う明るい黄金色。
香りとしては、ロースト香にキャラメリゼしたピーナッツ、大麦糖、軽いビター、白トリュフのニュアンス。
口に含むと、まず、ダイナミックでエレガント、ミラベルのタルトやレモンメレンゲパイのようなペストリーの香りが感じられます。そして、フレッシュなミラベルと柑橘類の風味が続き、ほろ苦さ、美しいフレッシュさ、バランスが長く力強いフィニッシュへと続くのです。

フードペアリング
クリュッグのクロ・デュ・メニルにおけるシャルドネの要素は、傑出した純度と深みのある柑橘の風味によって、貝類を引き立てます。
クリュッグ クロ・デュ・メニル1985は、鱈のブールブランソースのチャイブ添えやズッキーニフラワーのリコッタ詰めパスタといった料理とのペアリングで楽しめるでしょう。焼き茄子のタヒニかけや新鮮な岩牡蠣などのシンプルな料理とも最高の組み合わせです。
注 :
注 :
注 :
クリュッグの経験