クリュッグ・ウェイ

メゾンのストーリー

Archival photo of Krug's yard in Reims

ヨーゼフ・クリュッグは、シャンパーニュの本質とは歓びそのものであるとの考えのもと、1843年にメゾン・クリュッグを設立しました。彼の夢は、自身が造り得る最高級のシャンパーニュを、気候に左右されることなく毎年世に送り届けることでした。

彼はブドウ畑の特徴を細部にわたって観察し、ひとつひとつの区画とそこから生まれるワインの特性を見極めると同時に、さまざまな年のリザーブワインで構成される膨大なライブラリーを築き上げることで、その夢を実現しました。このようにして、クリュッグ グランド・キュヴェの初のエディションが誕生したのです。 

彼の設立したメゾンでは、ヴィンテージという概念を超え、シャンパーニュの最も贅沢な形を毎年生み出すことで、すべてのシャンパーニュに甲乙つけがたい卓越性を持たせることを追求しています。 

パート 1

創業者の手帳

1848年、ヨーゼフは伝統を継承していくため、ダークチェリー色の手帳に自らの哲学を記しました。今日では、彼の言葉はブドウ畑やテイスティング ルーム、そしてそれ以外のあらゆる場所において、クリュッグの指導哲学の基礎となっています。 

Portrait of Joseph Krug
「良い素材と優れたテロワールがなければ、良いワインを手に入れることはできません。平均的、あるいは平凡な素材によって外見上は良いシャンパーニュができたとしたら、それは例外であり、当てにしてはいけません。さもなければ、ブランドにキズがつき、評判を落とす恐れがあります。」

メゾン創始者、ヨーゼフ・クリュッグ 

Olivier Krug
「創業以来、メゾン クリュッグでは毎年、新たなクリュッグ グランド・キュヴェを造り続けてきました。どの年も着想の源は常に同じ。けれどもその作品は全く異なり、独自の個性が表現されています。」

クリュッグ家6代目当主&現クリュッグ代表

パート 2

型破りの精神

ヨーゼフの型破りのスピリットや妥協しない哲学は、クリュッグ家を6世代にわたって導いてきました。
The Clos du Mesnil vineyard in the village of Le Mesnil-sur-Oger

1970年代初頭、クリュッグ家の5代目であったレミとアンリは、ル・メニル・シュール・オジェのブドウ畑を手に入れました。石壁に囲まれたその場所は、シャルドネの純度の高さで定評があったのです。

彼らは、1つの区画、1つのブドウ品種、1つの収穫年からシャンパーニュを造ることで、個性への究極のオマージュを捧げるという大胆なアイデアを思いつきました。 こうして初めてのクリュッグ クロ・デュ・メニルが1979年の収穫から造られたのです。 

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Krug Rosé 28ème Édition

クリュッグ ロゼの誕生

1976年、兄弟は、メゾンの定評あるブレンド技術にヒントを得て、毎年作り直すことができる、思いがけないロゼ・シャンパーニュを作るという、もうひとつの大胆な構想を思いつきました。初めてのクリュッグ ロゼが誕生したのは7年も後のことでした。 

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パート 3
Krug iD and the Krug App

クリュッグ iDストーリーを語る6ケタの番号

2011年、メゾン・クリュッグはクリュッグiDを導入しました。クリュッグの各ボトルの裏ラベルに記載されたその6桁の数字は、オンラインで入力するか、クリュッグのアプリでスキャンすると、誕生秘話や構成、サーブの提案、ペアリングのインスピレーションなどの情報を得ることができます。 

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Close up of a label on Krug Grande Cuvée 167eme Édition

エディション・ナンバー

2016年、私たちはクリュッグ グランド・キュヴェとクリュッグ ロゼの各新作にエディション・ナンバーを与えることで、このアイデアをさらに推し進めました。表ラベルに表示されたこの番号によって、これらのシャンパーニュのさまざまな背景を簡単に取得できます。メゾンの歴史において、創業者の(クリュッグ ロゼの場合はクリュッグ家5代目当主の)夢が再現された回数を示しています。 

そのため、2010年代半ばまで、ランスのセラーから出荷されたボトルにはエディションナンバーがなく、古いボトルにはクリュッグiDがないこともあったわけです。もし、あなたのセラーにそのようなボトルがあり、そのボトルについてもっと知りたいのであれば、テイスティング委員会のチームがお手伝いできることでしょう。問い合わせフォームよりご連絡ください。

パート 4

新章

「Joseph」
ワイナリー

The Joseph winery in Ambonnay

2024年、メゾン クリュッグは、代々メゾンに欠かせないブドウ園が位置するアンボネの中心部に、最新鋭のサステナブル・ワイナリーである「Joseph」を建設し、新たな章をスタートさせました。エコや人間工学に配慮したデザインや風景調和の美学など、「Joseph」はクリュッグの新時代を象徴しています。 

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パート 5

クリュッグ
の世界へ
ようこそ

Krug Cellar Master Julie Cavil in the vineyard
タイトル:

クラフツマンシップ

内容:
1843年以来、メゾンは、気候の変化に関わらず最高のシャンパーニュを毎年世に送り届けたいというヨーゼフ・クリュッグのビジョンを体現してきました。
タイトル:

クリュッグを楽しむコツ

内容:
クリュッグのシャンパーニュの楽しみ方にルールはありません。人それぞれの楽しみ方があります。とはいえ、適したグラスで、適切な温度で提供するなど、テイスティング体験を高める方法がいくつか存在します。
The Lodge in the village of Trépail
タイトル:

メゾンのストーリー

内容:
ヨーゼフ・クリュッグは、シャンパーニュの本質とは歓びそのものであるとの考えのもと、1843年にメゾン・クリュッグを設立しました。彼の夢は、自身が造り得る最高級のシャンパーニュを、気候に左右されることなく毎年世に送り届けることでした。