Krug Clos d'Ambonnay 1998
メゾンクリュッグの誇る唯一無二のクラフツマンシップにより、非常に優れたテロワールから希少なシャンパーニュであるクロ・ダンボネが生み出されました。
シャンパーニュ地方における非常に優れたピノ・ノワールの産地の一つであるアンボネの中心地に壁に囲まれた0.68ヘクタールの小さな区画があります。そこはメゾンにとって代々欠かせないクリュとなってきました。
クリュッグのクロ・ダンボネは、クリュッグ家5代目当主であったレミとアンリが、メゾンにとって大切なテロワールであるアンボネで採れるピノ・ノワールのブドウに敬意を表しながら、創設者ヨーゼフ・クリュッグの区画ごとのワイン造りのアプローチを忠実に守ろうとしたことから誕生しました。
2人が1991年にクロ・ダンボネを発見するまで7年もの年月がかかりました。クロ・ダンボネとは、1766年から続く石壁に囲まれた小さなブドウ畑です。その小さなブドウ畑を1994年に買取り、1995年には最初のクリュッグ クロ・ダンボネのシャンパーニュが造られました。そして12年後の2007年に公開されました。
クリュッグ クロ・ダンボネは、メゾンを創業したヨーゼフ・クリュッグの代から受け継がれる細部へのこだわりや妥協のない品質と、唯一無二のテロワールへの感謝を象徴している稀有な逸品です。


インタビュー セラーマスター
ジュリー・カビル

クリュッグ クロ・ダンボネ1998は、シャンパーニュ地方の非常に典型的な天候の年に生まれ、最初から最後までピノ・ノワールならではのエレガントで素晴らしい力強さを表現します。
ジュリー・カビル、クリュッグ セラーマスター

フードペアリング
この他にも、シンプルで美味しい料理との相性が良く、例えば、熟成パルメザンやスクランブルエッグのトリュフ添え、ドングリを食べて育ったイベリコ豚のハム、トリュフやエクストラバージンオリーブオイルを添えた素朴なパンのトーストとのペアリングがおすすめです

テイスティングノート
ミルキーなカラメルや大麦糖、トースト、黒スグリ、赤いベリー系のジャムやフルーツゼリーのような驚くべきアロマを感じます。口に含むと、野生の果実、タルト・タタン、ブリオッシュ、赤スグリとリコリスの趣が極めて濃厚に感じられ、エレガントな長い余韻によって一層引き立ちます。

評価
格付け: 98/100
ワインスペクテーター 2020

評価
格付け: 19.5/20
ジャンシス・ロビンソン 2020
クリュッグの経験