Krug Vintage
2003
フレッシュで芳醇、そして生き生きとした果実味とのバランスが取れたクリュッグ2003は、シャンパーニュ地方の困難で波乱に満ちた年に生まれました。生育期の強烈な太陽と暑さを想起させる一方で、快活なエネルギーと無限のフィネスを持つこのシャンパーニュに、テイスティング委員会は「Vivacious Radiance(快活な輝き)」というニックネームをつけました。
クリュッグ2003は、ピノ・ノワールを46%、シャルドネを29%、ムニエを25%配合した、バランスの良さと表現力の豊かさが魅力のシャンパーニュです。
ブレンド
インタビュー セラーマスター
ジュリー・カビル
私たちは、クリュッグ2003を「快活な輝き」と呼ぶことにしました。それは、このワインが、その年の強烈な太陽と暑さを思い起こさせるとともに、活気に満ちたエネルギーと無限のフィネスを備えていたからです。
ジュリー・カビル、クリュッグ セラーマスター
2003年は、特に気候も厳しく、シャンパーニュ地方にとしては波乱に富んだ珍しい一年となりました。
乾燥した冬と春、非常に早い開花、二度の激しい降霜により、多くのシャルドネが甚大な影響を受けました。さらに8月は平均気温が平年を10度も上回る、28.5度という暑さを記録しました。シャンパーニュ地方では例年、区画によってブドウの成熟度が極度に異なるため、村ごとの収穫日を決めることが出来ませんが、今年の最初の収穫は、1822年以来最も早い8月23日に行われました。収穫は10月上旬まで続き、前代未聞の年となりました。
収穫期の終盤は、少ない収穫量の中に、健全なブドウ、そしてもちろん過熟なものもありましたが、予想外に未熟なブドウも残っていました。厳しい暑さから身を守るため、ブドウ自体が成熟することを止めていたのでしょう。しかし、私たちは優れた観察眼を持ち、各区画の個々の表現を尊重しているため、醸造チームはとてもいきいきとした果実から驚くほど新鮮で芳醇なバランスのとれたワインを作ることができました。
クリュッグ 2003は、この年の物語を語り、シャンパーニュ地方が直面した過酷な気候を反映しています。クリュッグ 2003は、通常より黒ブドウの割合が高く、シャルドネ(29%)の量が少なめですが、控えめながらも豊かな香りを演出しています。また、サン・ジェム村とヴィルヴナール村、クルマ村で収穫されたムニエ(25%)は、異なる表情と快活さを与えています。モンターニュ・ド・ランスの南斜面と北斜面で収穫された、秀逸なストラクチャーと力強さが特徴のピノ・ノワール(46%)は、バランスと新鮮さを加えます。
10年間セラーで熟成されて繊細さが加えられたクリュッグ 2003は、今、そしてさらに何年も先まで飲み頃となります。すべてのクリュッグ シャンパーニュ同様に、クリュッグ 2003もまた、時を重ねることで、もちうるすべての魅力を高めていきます。
セラーでの時を経て:
このボトルは、約10年にわたってクリュッグのセラーで熟成されます。時間の経過によって独特の表現とエレガンスが生まれ、夏 2013のコルクが付与されます。
フードペアリング
特に、仔牛やラム、マルメロのタジンや、柑橘類をベースにしたソースを添えた良質な魚介類、牡蠣のグラタンなど、マルメロや柑橘類を使った料理がおすすめです。香辛料やシナモン、カレーの風味をきかせた料理も良いでしょう。デザートと合わせるなら、クリュッグ 2003にはアカフサスグリのクーリを添えた美味しいパンプディングや柑橘類のグラタンがよく合います。
テイスティングノート
柑橘類、プラム、蜂蜜、そしてブリオッシュの香り。
砂糖漬けの果皮、焼き栗、カラメリゼしたリンゴのタルトとともに感じられる新鮮な夏の果実、そして意外性のあるレッドグレープフルーツの味わい。
評価
評価 19/20
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