Krug Rosé 29ème Édition
クリュッグ ロゼの歴史は1976年まで遡ります。クリュッグ家の5代目当主は、初代ヨーゼフの型にはまらない精神を胸に、メゾンの卓越したブレンド技術にインスパイアされた意外性のある「クリュッグ ロゼ」という新たな逸品を誕生させました。
クリュッグ・ロゼの最初のエディションは、フィネスと実質の間で驚くようなバランスを持ち合わせています。メゾンでは、毎年クリュッグ ロゼの新しいエディションを発表しています。
エレガンスと果実の香り、素晴らしいフレッシュさを加える白ワインをベースとし、伝統的なマセレーションを施したピノ・ノワールの赤ワインをブレンドして骨格とスパイシーさを加えています


29ème Édition
今エディションのクリュッグ ロゼにおける最終的なブレンドには、メゾンの幅広いワインライブラリーからのリザーブワインが33%使用されています。
最終的に、このエディションのクリュッグ ロゼは、ピノ・ノワール53%(うち、伝統的な浸漬法によるピノ・ノワールは11%)、シャルドネ28%、ムニエ19%で構成されました。
インタビュー セラーマスター
ジュリー・カビル

クリュッグ ロゼ 29エディションは、2017年の豊かな果実味と過去4年のリザーブワインのエレガンスを組み合わせ、伝統的な浸漬法で造られたピノ・ノワールの赤ワインで仕上げました。使用しているのは、ミュティニーのレ・クレヨン区画の2017年とアイのコート・ヴァルノン区画の2016年です。
ジュリー・カビル、クリュッグ セラーマスター

テイスティングノート
香りとしては、赤い果実、ラズベリー、苺、つやつやのチェリー、トースト香が感じられます。
口に含むと、果実感だけでなく、ラズベリー・シャルロットやレディフィンガーのようなお菓子の香りが広がります。風味は、干しプラムのような芳醇な香りから、ブラッドオレンジのようなフレッシュでエレガントな柑橘香へと変化します。
最後に、ピンクグレープフルーツのような上品な苦味が残ります。

フードペアリング
クリュッグ ロゼは、上等な赤ワインの代わりとなります。ジビエ料理やスパイシーな料理など、風味豊かで味わい深い一皿によく合うでしょう。このシャンパーニュは、まったく甘みのないものでない限り、デザートとのマッチングは推奨されていません。
クリュッグ ロゼは、イノシシのテンダーロインステーキや焦がしカリフラワーのタコス、ロメスコ・サルサ添えといったレシピや、イワシのグリル、野菜とハラペーニョのキッシュといったシンプルな料理と一緒に楽しめます。
クリュッグ・ロゼ・グラス
クリュッグの経験