Krug Rosé
21ème Édition
クリュッグ ロゼの2008エディションは、21年の収穫を原料として造られ、異なる57年からの6種類のワインをブレンドし、最も若いワインは2008年から、最も古いワインは2002年のものを使用しています。
今エディションのクリュッグ ロゼにおける最終的なブレンドには、メゾンの幅広いワインライブラリーからのリザーブワインが46%使用されています。
最終的に、このエディションのクリュッグ ロゼは、ピノ・ノワール51%(うち、伝統的な浸漬法によるピノ・ノワールは10%)、シャルドネ41%、ムニエ8%で構成されました。
ブレンド
インタビュー セラーマスター
ジュリー・カビル
クリュッグ ロゼ - エディション21は、2008年に収穫されたブドウを中心に造られています。この年は、穏やかな冬、どんよりと曇りがちな春、冷夏と続いたため、ブドウの熟れ具合が懸念されただけでなく、雹を伴う猛烈な嵐が、ピノ・ムニエの産地として知られるサント・ジェム村を襲いました。しかし、9月中旬になると、奇跡が起こったかのように暗雲が去り、収穫期を通して良好な天候が続いたことで、極めて健康で申し分のない熟れ具合のブドウが収穫されました。
ジュリー・カビル、クリュッグ セラーマスター
この年のシャルドネには例年以上のしなやかさと果実味とがあり、一方、ピノ・ノワールは、いきいきとした後味が残る、個性的で大胆な特徴を示していました。ただし、心配したように、ピノ・ムニエには嵐の影響が強く残ってしまいましたが、幸運なことに、メゾンの豊富なリザーブワインのライブラリーには、さまざまな年のピノ・ムニエがあったことから、これらを選ぶことでブレンドに果実のみずみずしい風味と緊張感がもたらされました。
さらに、アンボネ村、マルユイユ・シュール・アイ村、アイ村にある区画からのピノ・ノワールが、その力強い果実味でボディと表情とをよりはっきりとしたものにしました。最後に、アイ村にあるメゾンの区画からの赤ワインが魅惑の色合い、余韻、スパイシーさを添えました。この融合が、クリュッグ ロゼのあらゆるエディションの特徴となっているエレガンスと活力をもたらすことを約束していました。
セラーでの時を経て:
このボトルは、10年にわたってクリュッグのセラーで寝かされています。これにより独特の表現とフィネスが生まれ、冬 2017-2018 年を経てコルク栓が付与されます。
フードペアリング
特に、その豊かな味わいと果実のような優美な香り、ピンクの美しい色合いは、カサゴの味わいと色合いとの相性が抜群です。
また、ゴマや梅の風味をきかせた刺身や風味豊かなカレーを合わせれば、クリュッグ ロゼの驚くべきスパイス香がさらなる深みとエレガンスを開花させます。クリュッグ ロゼには甘みはありませんが、デザートとのペアリングはあまりおすすめしません。
テイスティングノート
香りはローズヒップや燻製ハム、マルベリー、アカスグリ、ピオニー、胡椒、ピンクグレープフルーツを感じさせます。
さらに、口に含めば、蜂蜜や柑橘類、ドライフルーツのような繊細な味わいが長い余韻とともに広がり、繊細な泡がその魅力を一層引き立てます。
クリュッグ・ロゼ・グラス
評価
評価: 96/100
ラ・レヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランス 2020
評価
評価: 95/100
ワインスペクテーター 2020
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