Krug Grande Cuvée
167ème Édition
クリュッグ グランド・キュヴェ 167エディションは、13年の異なる収穫年 から、191種類ものワインをブレンド。最も古いワインで1995年から、最も新しいもので2011年のワインが使用されています。
クリュッグ グランド・キュヴェ 167エディションは、ピノ・ノワール 47%、シャルドネ 36%、ムニエ 17%により構成されています。
今回の167エディションのブレンドのうち、リザーブワインが全体の42%を占めており、クリュッグ グランド・キュヴェに欠かせない豊潤さや柔らかな印象を際立たせています。
そして20年以上に渡り醸造チームをはじめとする職人たちが、クラフツマンシップをもってシャンパーニュを管理することは、グランド・キュヴェの醸造において欠かせないプロセスです。こうして、シャンパーニュの魅力を最大限に引き出すメゾンにとり167番目となるクリュッグ グランド・キュヴェが誕生しました。
ブレンド
インタビュー セラーマスター
ジュリー・カビル
モンターニュ・ド・ランス・ノール裏の区画、マレイユ・シュール・エイから生まれた、驚くほど美しく、豊満でフルーティな表情を持つワインを選びました。そこに、骨格を重視したアンボネ、アイ、ブジーのピノ・ノワール、果実味を重視したサント・ジェム区画のムニエ、個性やふくよかさを重視したコート・デ・ブラン、シュイィ、オジェの区画のシャルドネを追加しました。そこに異なる年のリザーブ ムニエを加えることでフレッシュさが補われます。また、1990年代に収穫のシャルドネやモンターニュ・ド・ランスの区画のワインによっておおらかさや丸みがもたらされます。
ジュリー・カビル、クリュッグ セラーマスター
Krug Grande Cuvée 167ème Éditionは、2011年収穫のワインを中心に構成されたものです。この年の天候は尋常ではなく、二つの時期に分かれていました。5月初めまで続いた高温が開花を3週間早め、その後は寒く、雨の多い、日光のあまり当たらない天気が続いたのです。
ブドウが熟しすぎる懸念がありましたが、3日間続いた熱波の影響で成熟は止まり、その後降った雨のおかげで張りのあるブドウになりました。例年にない気候のため、1822年に続いて2番目に早い収穫時期を記録しましたが、結果的には、健康に育ったすばらしいストラクチャーのブドウが実り、バランスに優れたピノ・ノワールが収穫できた年になりました。
セラーでの時を経て:
このhalf-bottleボトルは、約6年にわたってクリュッグのセラーで熟成されます。時間の経過によって独特の表現とエレガンスが生まれ、春 2017のコルクが付与されます。
フードペアリング
さらに、ハブーゴハムや熟成したコンテチーズに合わせて食前酒としてお愉しみいただける他、牡蠣料理、海老のグリル、インド料理、モロッコ料理によく合います。食後のデザートには、キャロットケーキやタルト・タタン、チーズケーキとの組み合わせがおすすめです。
テイスティングノート
その香りは、満開の花や熟した果実、ドライフルーツ、柑橘類、マジパン、ジンジャーブレッドを彷彿とさせます。
さらに、口に含めば、ヘーゼルナッツやヌガー、大麦糖、果実のゼリー、柑橘類、アーモンド、ブリオッシュ、蜂蜜のような味わいが広がります。
評価
評価 : 18.5/20
ラ・レヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランス 2020
クリュッグエクスペリエンス
クリュッグ
と音楽
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