AIRA**

インタビュー：

トミー・ミリマキ

「音楽は私の日常生活に欠かせないものであり、レストランの独創性を導いてくれる強力な手段です。」

トミー・ミリマキ(オーナー＆シェフ)

アンバサダーについて

ストックホルムのユールゴーデン島にある「AIRA」は、Tommy Myllymäki(トミー・ミリマキ)のフラッグシップ　レストランです。建物の設計は、家具や照明、ガラス、設備などを手がける著名な建築家ヨナス・ボーリンが担当。AIRAは、旬の食材への思慮深いアプローチで知られ、地元の生産者と密接に協力し、奥ゆかしさと革新性の両方を反映したメニューを創造しています。

クリュッグラヴァーについて

トミー・ミリマキは、卓越した料理への献身で知られるスウェーデンのシェフであり、レストラン経営者です。ミリマキ氏は4つのレストランを経営。「AIRA」はそのうちのひとつで、ミシュランの星を2つ獲得しています(ひとつはオープン年の2020年、もうひとつは2023年)。スウェーデンの小さな町カトリーネホルムで生まれ、フィンランドの血を引く家族の中で育ったミリマキ氏。ガストロノミーを重点的に学べる高校を卒業後、ストックホルムに移り、スウェーデンの一流レストランでインターンを経験しました。彼の料理はその洗練されたシンプルさで賞賛されることが多く、そこでは、すべてのディテールとフレーバーが目的を持って語られます。長年のクリュッグラヴァーであったミリマキ氏は、自身のレストランでもクリュッグを提供しています。

あなたの料理の哲学を教えてください。

風味が幾重にも重なったエレガントな味わい。シンプルでわかりやすいこと。高品質な季節の旬の食材へのこだわり。

インスピレーションの源は何ですか？

旅をしてさまざまなレストランで食事することは、常に新しいアイデアや視点を与えてくれます。それ以上に、音楽と芸術は私の人生において重要な役割を果たしています。

人生で、音楽はどのような役割を果たしていますか？

音楽は私の日常生活に欠かせないものであり、レストランの独創性を導いてくれる強力な手段です。街角のハンバーガーショップから、生演奏が聴けたりもするような世界最高級のレストランまで、私はさまざまな食事スポットを訪れます。

最大の功績は何だと思いますか？

料理人としては、2011年のボキューズ・ドールで銀メダルを獲得したことで、こちらは国際的なキャリアへの扉を開くこととなりました。そして、AIRAでミシュランの星を2つ獲得したことが挙げられます。どちらも私にとっては同じように大切なマイルストーンです。

料理の方法は、キャリアを重ねるごとに、どのように進化してきましたか？

時を経て、私のアプローチはよりストレートなものとなり、一層素材にこだわるようになりました。組み合わせを複雑にするよりも、味を引き立たせるという純粋さに重点を置いています。

あなたがクリュッグ・ラヴァーとなったのはなぜ？

私はクリュッグのグランド・キュヴェのエレガントな味わいやバランスの良さが大好きです。シャンパーニュを構成するワインの成熟までも感じられます。それでいて、生き生きとしたフレッシュさがあり、ブレンドされている古いワインに複雑さを加えています。

クリュッグを楽しむのに最適な時間はいつですか？

素晴らしい食事の前のアペリティフとしてクリュッグから始めるのが好きです。最初にクリュッグを頂くことで、その味わいが基準となります。そして、その後への期待が高まります。また、11月の雨が降ってどんよりとした月曜日に、クリュッググランド・キュヴェの成熟したエディションを開けて、何も祝ったり期待したりすることなく、ただ楽しむのもいいですね。なによりも元気になります。

Krug Ambassades