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Krug 2006

Krug Vintage
2006

クリュッグ2006は、極端な高温が続いて乾燥したかと思えば激しい降雨となった、シャンパーニュ地方の気まぐれな天候を物語っています。力強く、おおらかで、包み込むようなエレガントさがあり、テイスティング委員会では「Capricious Indulgence(気まぐれな耽溺)」というニックネームで呼ばれました。

クリュッグ2006は、ピノ・ノワールを45%、シャルドネを35%、ムニエを20%配合した、エレガントさと丸みが魅力のシャンパーニュです。

ブレンド

45 %
ピノ・ノワール
35 %
シャルドネ
20 %
ムニエ
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ブレンド:
2006年度のワイン100%
打栓の時期:
春 2019

インタビュー セラーマスター

ジュリー・カビル

Julie Cavil, Krug Cellar Master
クリュッグ2006は、癒し、魅惑、丸み、エレガンスの物語です。口に含むと、表現力豊かな華やかさと深い味わいが広がり、温かな心地よい余韻が続きます。

ジュリー・カビル、クリュッグ セラーマスター

新たなクリュッグ ヴィンテージをブレンドする時、私たちは驚きと喜びを与えた年の物語をもう一度紡ぎ出そうとしています。2006年はシャンパーニュの原料となる3種のブドウすべてが、区画に関わらず奔放な美しさと成熟を見せていました。優雅で調和のとれたムニエは、洋梨やリンゴを想起させました。シャルドネは豊かなアロマが特徴のクラシックなもので、マルヌ産のピノ・ノワールは確かな骨格と素晴らしい可能性を感じさせました。

2006年のシャンパーニュ地方は気温が上がり、猛暑日も多く、30度を超える日が23日も記録されました。さらに、乾季から豪雨へと一変したり、通常は2か月の雨期が8月の2週間にとどまったりするなど、奔放な気候となりました。幸いにも、ブドウの成熟期には再び太陽が戻り、美しいブドウ畑に陽光が降り注ぎました。収穫されたブドウは2002年や1989年と同様に、見事なバランスを見せ、美しさと豊かさを湛えていました。

2006年という年は、メゾンに傑作と呼ぶにふさわしい偉大なクリュッグ シャンパーニュをもたらしました。クリュッグ 2006は豊かで鮮烈なアロマが特徴です。一方、決して華美になることはなく、広がりや個性という感動を残しながら消えていきます。

最終的なブレンドでは、その年の独自性や絹のようなまろやかさ、優れた骨格と余韻を最もよく表現しているワインを厳選しました。ピノ・ノワールがブレンドの約半分を占め(45%)、その多くがモンターニュ・ド・ランスの南部・北部やレ・リセの区画で収穫されたブドウから造られたものです。さらに、成熟したフルボディのシャルドネ(35%)がまろやかさと豊かさを、ルヴリニーとサント・ジェム産のムニエ(17%)が緊張と余韻を演出します。

その後、セラーで12年間熟成させてバランスと繊細さを育むことで、クリュッグ 2006に芳醇さや香り、豊かな表情がもたらされました。

セラーでの時を経て:

このボトルは、約13年にわたってクリュッグのセラーで熟成されます。時間の経過によって独特の表現とエレガンスが生まれ、春 2019のコルクが付与されます。

パート 1
Vintage_2006_food_pairing.png

フードペアリング

クリュッグ 2006はどのような料理にも合いますが、特に香り高い料理との相性が秀逸です。

なかでも、レモンのコンフィを添えたタジン料理やラタトゥイユ、じっくりと焼き上げたラムのもも肉、野菜のティアン(グラタン風に焼いたもの)、ジビエ、フォアグラ、風味豊かな魚料理、ブドウのつるの上で焼き上げた鴨胸肉などの個性の強い料理に合わせれば、クリュッグ 2006が料理を別次元へと導いてくれるはずです

Vintage_2006_tasting notes_square.png

テイスティングノート

一目見た瞬間に、鮮やかなゴールド色がまろやかな円熟味を感じさせます。

クリュッグ 2006の極めて表情豊かで寛容な香りは、黄色のドライフルーツやトーストしたアーモンド、ヘーゼルナッツ、メープルシロップ、メレンゲ、マンダリン酒を想起させます。

注 :

正しい温度

メゾンクリュッグは、シャンパーニュをサーブする温度を9度から12度の間でお勧めしております。それより低い温度になると味わいや香りが限定されてしまいます。
注 :

ふさわしいグラス

2011年、ハウス・オブ・クリュッグは有名なグラスメーカー、リーデルと提携し、クリュッグのシャンパンの味と香りを惜しみなく表現したグラスをデザインした。
注 :

時がもたらす作用

プレステージ・キュヴェであるKRUGシャンパーニュは素晴らしい熟成をみせ、時間とともにコクとエレガンスが生まれます。
Vintage_2006_beautyshot.png

評価

素晴らしい2006年の豪華なシャンパーニュに、食欲をそそる活力と集中力を融合させた逸品。ナツメグ、カルダモン、ジャスミン、レモングラス、エスプレッソ、グリルしたナッツの豊かなノートが、カシスの種とタンジェリンフルーツの風味と絡みあいます。口に含めば、美しくクリーミーで複雑な味わいが滑らかに広がり、余韻が持続します。

評価 97/100

Wine Spectator - 2020

クリュッグエクスペリエンス

"クリュッグ
と音楽"

クリュッグ・ラヴァーのアーティストたちが作曲・監修した音楽ペアリングを、テイスティングのお供にどうぞ。

クリュッグ・ラヴァーのアーティストたちが作曲・監修した音楽ペアリングを、テイスティングのお供にどうぞ。
曲名:

:

  • Echo of Krug 2006

    Kris Bowers
  • Echo of Krug 2006

    Iwao Furusawa
  • Krug 2006

    GRAND SOLEIL
  • Echo of Krug 2006

    Hugo & Vincent
  • Echo of Krug 2006

    Ozark Henry
  • Echo of Krug 2006

    Bleu Asa
  • Echo of Krug 2006

    Two Kang
  • Buenos Aires Hora Cero (En Vivo)

    Astor Piazzolla
  • Variation IV: Più vivo

    Van Cliburn

パート 2

クリュッグエクスペリエンス

クリュッグ
を楽しむ場所

L'Assiette Champenoise - photo by Social Food

クリュッグが楽しめる場所

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クリュッグを楽しむ場所